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第8回大会 検証について
各位
2019年11月4日(祝)に開催される
「第8回 国際連盟10周年記念大会」の検証についてです。
以下ご確認下さい。
検証について
検証は演武者に安全かつ充分に自己の業を演武させることを主たる目的で行なうものである。
したがって、検証の任に就く者(以下「検証者」とする)は、演武者を指揮すると共に、演武における安全の確認に充分留意しなければならない。
■ 検 証 要 領
検証の交代の際は、上番者(これから検証の任に就く者)が右側に、下番者(検証の任を終えた者)がその左側に並び、二人一緒に上座に対して一礼し、上番者が「検証を交代します」と申告の後、お互いに向き合って相互に一礼し、下番者は退場する。
検証者が演武者に対して指示する時は立って行ない、演武の間は椅子に着座して演武に注目する。
演武者が複数の場合、検証者はまず、その相互間の左右及び前後の間隔に注意し、演武者が所定の位置に立てるように誘導する。
その際、演武者の着装に充分注意し、時計その他の物の装着、足袋の着用がある場合には、これの取り外しを命ずる。
白足袋の着用は八段以上の者で、正装[紋服・仙台平又はこれに準ずる袴着用]の者に限り着用を認める。
また、怪我等の障害により着用を要する者は事前に審査員団に届け出て足袋着用の認可を取ること。検証者は定位置に立つ演武者を上座に向けさせ、「上座に対し」の予礼の後、左手が鍔に掛かっていることを確認して、「礼」の号令を発する。
この時、演武者の方を向いて演武者の動作に注目し、上座の方は向かない。
したがって演武者と共に上座に対して同時に「礼」をする必要はない。検証者は上座への「礼」の後、演武者をそれぞれの正面方向(演武する方向)に向かわせ、「番号・流派名の呼称」の号令をかけ、ゼッケン番号を大きな声で呼称させる。
その後、「演武始め」の号令を発し、演武を開始させる。数名が同時に演武している場合、他より早く演武が終了した者には所定の位置に着座を指示し、その場に待機させる。
また逆に他より著しく演武の遅れる者がある場合には、中途にて「止め」の指示(下記の8項同様)を発して、演武を打ち切らせる。
(例:演武5本のところを、4本終了時点で打ち切る)演武終了後、「止め」の号令を発し、先に演武が終わって座っている演武者がいればこれを立たせてから、号令と共に「上座に対し礼」(上記5項の要領)を行なった後、「退場」を指示する。
演武が進行している間、検証者は演武者に注目する。
また演武の安全を阻害する事態が生じた場合には、直ちに演武の中止を指示し、安全の確保に万全を期すこと。
以上
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